僕は昔から鼻炎によくなります。週に1・2回はあったでしょうか。
鼻炎になると鼻をかむのですが、かみすぎて頭がボーっとして何も集中できなくなったり、鼻の周りが荒れてしまったり踏んだり蹴ったりになります。
- とにかく鼻炎がひどい、ついでに鼻炎からの延長線上で風邪になる
- 昔、女の子(友人)と二人で電車に乗っていたとき、鼻水が止まらずティッシュを差し出された
- 大学生のころ、鼻炎のお陰でテストに集中できず、単位落とした
- 色々試して原因も分かり今年はほぼ鼻炎になっていない
色々調べてみたら、花粉症、ダニ・ほこりもああれば、また食物アレルギーもありました。
それだけアレルギーが発症する因子があったので、一つずつ克服したいったのですが、それでも治らず…。
ですが昨年末、何十年も悩んだこの鼻炎に終止符が打てる、原因の追求と対処法が確立できました!!
もちろんアレルギーの原因と対処法は人によってマチマチなので、これは一つの例になりますが、少しでも悩んでいる方の参考になればと思い記事にします。
一番の原因は自律神経の乱れだった
冒頭で書いたとおり、これらがアレルギー因子としてありました。
- 花粉症
- ダニほこり
- 牛肉・乳製品
花粉症は花粉シーズン前からのアレルギー薬の投与、ダニ・ほこりは家のこまめな掃除、牛肉・乳製品は食べる頻度を少なく、そういった対応でこれらの影響はほぼなくなりました。
それでもどうしても鼻炎になることがあり、色々な病院の先生に聞いて分かったのが、自律神経の乱れ、でした。
確かに男性にしては珍しく僕は冷え性で、めまいも起きたりします。
自分の感覚的にも、自律神経が乱れていると感じたときは、大体鼻炎になっているという傾向を感じたんですね。
そしてここから自律神経の乱れをどう整えるか、対策をしていく日々が始まりました。
自律神経とは?
自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などを24時間我々の意思とは関係なく働き続けてくれる神経です。
この自律神経が乱れると、下記のような症状が現れます。
- 自律神経失調症
- 過敏性腸症候群
- 神経性胃炎
- 過呼吸症候群
また自律神経は交感神経と副交感神経との2種類あります。
交感神経は活発な行動をする際に優位になる神経で、副交感神経はリラックス時に優位になる神経です。
日中は交感神経が優位になり、夕方から段々と副交感神経が優位になると言われています。
自律神経系からくる鼻炎はまだ原因が明確に解明されていませんが、この交換神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないことで起こると考えられているそうです。
21世紀は自己免疫疾患解明の時代、とも言われていて、急ピッチで解明が進んでいますが、現時点で有効な治療法は存在しません。
過去試して効果がなかった対処法
この章では試したけど効かなかった対処法を紹介します。
あくまで自分には効果がなかっただけで、読んでいる皆さんには効果がある可能性もありますので、ぜひご参考にしてください。
アレルギー薬(アレグラなど)
多少は効くのですが、年中お薬を飲み続けることに抵抗があったのでやめました。
花粉症のシーズン前だけ飲んでいます。
小青竜湯(漢方)
これは効かなかったですね…。
ちまたではよく鼻水には小青竜湯と言いますが、僕には全く合わなかったです。
もしかしたら自律神経から来る鼻炎には効かないのかもしれませんね。
食生活を整える
本で小麦の食べ過ぎがアレルギーを引き起こしやすいとあったので、一時期小麦を抜いてみたのですが、これも効かず。
それよりも小麦を抜くということ自体がほぼ不可能でした。意外と何にでも隠れて小麦粉って入ってるんですよね…。
ただアレルギーは置いておいて、小麦粉の食べ過ぎが腸に悪影響を与えるのは信じています。
鼻うがい
鼻うがい自体はとてもよく、これやり始めたら風邪をひく頻度は少し低下しましたが、自律神経を整えてくれるわけではないので、鼻炎は治りませんでした。
でも毎朝・毎晩、今でもやっています。コロナ考えると、体によいですしね。
ツボ押し、ネットである鼻水を止める方法
ネットで鼻水を止める方法と調べると、ツボを押すや息を吐いて鼻を押さえて頭を上下させる、などコツが色々出てきますが、全部効きませんでした。
ツボって押しているところが正しいのかいつも疑問に思ってしまうので、効いている感覚が余計ないですね。
これが効いた!!4選
ここで何をして鼻炎が改善できたのかご紹介です。基本的に自律神経を整える方法になっています。
ただし紹介する全てを平行してやっているので、一つだけで効果が出るか分かりませんので、その点はご了承下さい。
鍼治療
会社の人に「鍼治療試してみたら?」とおすすめされて、半信半疑で行ってみることに。
やはり自律神経の乱れがひどいということで、自律神経を整えるツボを集中的に鍼をさしてもらいました。
1回目はあまり効き目なかったのですが、2回目でそこそこ効果がありました。
またスポーツ鍼という、2週間ほど刺したままで大丈夫な鍼が結構効き目ありました。
ちなみに腰痛持ちで、整体などは今まで20軒以上試しているのですが、整体も含め良い治療院の探し方は、
- 先生が一人でやっている、無駄に沢山の施術師がいない
- 保険治療を行っていない、実費で対応している
- 上記を満たした上でネットの評価が高い
特に1番目が重要です。沢山の施術師がいて沢山の患者が常時いるところは経験上おすすめしないですね。
毎回施術師が変わったり、それぞれ技術がバラバラだったりで、効いてるのかどうかがよく分からなくなります。
また最近は、完治できるという名目で高いお金(30万〜40万)を請求し、本当に完治できるのか不明な整体院もあるので、お気をつけください。(みなさんの近所にも多いはず)
深呼吸
深呼吸って??と思われる方いると思いますが、その通り深呼吸です。
もう少し具体的に言うと、常にしっかり呼吸する、という事と呼吸法です。
自分でも気がついたのですが、何かに集中したり、緊張したりしている時って、呼吸が止まっていること多いんですよね。
そういう時はだいたい自律神経が乱れていて、鼻水もそうだし、偏頭痛も起きます。
気がついたので、何かと深呼吸をする癖をつけました。この記事書いているときも、常に呼吸をしっかりしているのを意識しています。
で、鼻からしっかり息を吸うと、頭に酸素が行き渡る感覚があってリラックスできるのと、少し疲れも取れるのが感じられました。
呼吸法もリラックス効果が高いので、是非試してみてください。
- まず息を全部吐き切る
- 3秒掛けて鼻から息を吸う
- 8秒間息を止める
- 7秒かけて口から息を吐く
これは十何年以上前に、新卒で入社したてで研修を受けたとき、社会人として生きてく時のストレス解消法として講師から紹介されたものです。効果あります。
毎日規則正しく同じ時間に起きる
これは本当に棚ぼた的なもので、子供が産まれる前は休日は遅くまで寝ていました。
そうすることで1週間の疲れをとっていたのですが、休日になると鼻炎の頻度が高かったんです。
子供が産まれた後は、毎日6:30~7:00に起きる生活になり、強制的に規則正しくなりました。
そのお陰で疲れはとりきれないのですが、何故か鼻炎がなくなったんですよ。
いかに規則正しい生活がよいというのが、これで分かりました!
アルコールをなるべく摂取しない
元々お酒があまり飲めるタイプではないですが、たしなむ程度に飲んでました。
子供が産まれてからお酒を飲む時間的余裕がなくなったことで、アルコールを摂取する頻度がかなり減ったんですね。(週一が月一くらい)
よくアルコールは自律神経の乱れを引き起こすと言われていますが、確かにお酒飲んだとき鼻炎になったりするので、正しいんだと思います。
いずれにせよ、お酒をやめたタイミングからも鼻炎がなくなったのは確かです。
お酒が飲めないのは辛いと思う方もいると思いますが、天秤に掛けてみてどちらが辛いかで判断するのも良いと思います。
まとめ – 最後までご覧いただき有難うございます!
まとめいきましょう!!
一番の原因はなんだったか?
自律神経の乱れからくる鼻炎
自律神経とは?
24時間体の働きを支えてくれる本人の意思とは関係なく働き続けてくれる神経。
過去試して効果がなかった対処法
アレルギー薬(アレグラなど)小青竜湯(漢方)
食生活を整える
鼻うがい
ツボ押し、ネットである鼻水を止める方法
これが効いた!!4選(平行して行うと効果がある気がする)
鍼治療
深呼吸(呼吸法)
毎日規則正しく同じ時間に起きる
アルコールをなるべく摂取しない
この鼻炎に20年くらい悩んだ末、今年からはほとんど無くなりました。
なぜ20年も掛かったかと言えば、自律神経からくる鼻炎は、まだ全然情報が少なく、ネットでも情報がない、病院に行っても問題ないと診察される、など解決策が見出せなかったためです。
この記事が同じ境遇で悩んでいる方の、少しでも助けになれば幸いです!
ではまた!!
\ ブログランキングの応援お願いします! /