こんにちは、こんばんは、カイカイです!
今回は 富木合気道 についてご紹介したいと思います。
僕自身、富木合気道を15年以上練習しており、過去イギリスの国際大会に出場経験があります。
- 自分に自信がなくて武道をやって自分を鍛えたい!
- しばらく運動してないので、運動も兼ねて武道を始めたい!
- 合気道に興味がある!
- 型だけじゃなくて、実戦で使える武道をマスターしたい!
僕は一番目の理由で当時合気道を始めました!
はじえて15年、合気道を通じて自分に自信がつき、合気道に限らず私生活にも活きています!
- 少年時代からネガティブで自分に自信がなかった
- そんな自分を変えたく、一念発起して武道を始めようと決意
- 何となくネット検索で見つけた近所の道場に行って感銘を受け、即日入門
- 今の先生である師匠に教えてもらい、体も心も成長し気がつけば国際大会も出場
- 今では自分に自信が持て、プライベートでも仕事でも前向きに行動している
言葉では分かりづらい点もあると思うので、Youtube動画を交えて分かりやすく解説したいと思います。
この記事を読めば、合気道ってどんなの?富木合気道って?がイメージできます!
そしてもし興味あれば、最後に富木合気道の道場を紹介しているので、体験レッスン等ご検討ください!!
武道を通じて学べること
僕が武道を経験した中で学べたことはこれらです。
- 礼儀作法
- 先生や先輩、同期への尊敬の心
- 自己鍛錬の重要性
- 折れても立ち上がる勇気
礼儀作法は言わずもがなかと思います。
僕は学生時代、部活というものを一切やってなかったので、誰かと一緒に何かを練習する経験がありませんでした。そのため上下関係も知りませんでしたが、合気道を初めてお互い切磋琢磨し、尊敬し合う心を学びました。
自己鍛錬の必要性・重要性も初めて知りました。何度も試合で負けて悔しい思いをしましたが、その経験を通じて会得できました。
ワイすぐ心が折れてしまうんや。
まるで小枝やで。
武道やると心が強くなれるよ
中でも一番自分のターニングポイントになったのが、折れても立ち上がる心を学んだことです。
練習をしていると何度も挫けそうになる瞬間があります。体力面・精神面それぞれです。そういう時こそ耐えて耐えて、それを何度も繰り返したことで心が強くなりました。
このように武道は練習・鍛錬を通じて様々なことを教えてくれます。一人の人間が成長するにあたってとても大事なことが学べます。
合気道とは
ここから本題、合気道とは??をご紹介したいと思います。
- 合気道は1914年に植芝盛平先生が考案した武道
- 日本古来の剣術や柔術の良いところを集約して作られた
- 基本的に試合はなく、型稽古の自己鍛錬のみを目的としている
- 技自体は柔道のような足技や寝技は存在せず、立っているか正座をした状態で技をかける
具体的には、相手がパンチや手刀で攻撃をしてきたり、腕や胸ぐらを掴まれたときに、技を掛けます。特に円運動を使い、相手が耐えられない弱い方向に技を掛けていきます。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
こちら合気会の本部道場長、植芝充央先生の演武動画です。
観て頂くと分かる通り、必ず相手から最初に何かしらのきっかけがあります。
合気道の流派
合気道の流派はたくさんあります。全部は紹介しきれないので、富木合気道を含め、有名な流派を3つ紹介したいと思います。
合気会
- 合気道の本家、植芝盛平先生が開祖
- 世界中に道場があり、世界人口が約160万人の最大流派
- 相手の攻撃を捌きながら回転し、円運動をしながら投げる技が多い
こちら前章でも説明したとおり、合気道の最大流派であり合気道の本家合気会です。
相手の攻撃をそのまま受けずに円運動で促がし、相手は力の弱い方向にコントロールされ最後投げられる、と掛け手からすると非常に効率のよい技になっていると思います。
養心館合気道
- 塩田剛三先生が発足
- 合気会より直線的な動きをし、主に当身投げを多様する
- 実戦では当身8割、投げ2割という言葉を残しているくらい、当身を重要視している
合気会の円運動に対して、養心館では左右にさばいて瞬間的に投げてますね。顎に手を当てて投げる当身投げが多いです。
また1:04の当身投げがえぐいですね…受け身失敗して背中から落ちてます。 普通の人だったら、恐らくしばらく立てないでしょう。
富木合気道(日本合気道協会、昭道館合気道)
- 柔道家だった富木謙治先生が発足した合気道(柔道8段、合気道8段)
- 柔道のように合気道にも乱取競技を取り入れる
- 移動力を重視し基本技17本を使い乱取試合を行う
こちらの動画は2013年の国際大会の動画です。(映っていませんが僕も出場しました)
素早い動きで何をしているのか分かりずらいかもしれませんが、相手から短刀突かれたところを体捌きで避けて、そこから技を掛けています。
次の章でもう少し深堀してご紹介したいと思います。
富木合気道とは
前述の通り、富木合気道には基本技が17本ありますが、全ての技が共通して柔道のような崩しと、自分自身の移動の力を活用して相手を投げる移動力、を重視します。
もう一点他の合気道と違うのは、ほとんどの流派が相手から掴まれたりという前提に対して、掛け手が掴んで投げに行くという点です。もちろん相手から手が差し出されていますが、これは突き(パンチや短刀)が来ることを想定しています。
掴むことにより相手の動きを封じかつバランスを崩し、技を掛けます。
どんな感じで稽古してるの?
- ストレッチ:30分
- 基礎運動・受け身:30分
- 技の練習:30分
- 掛かり稽古:15分
- 乱取稽古:15分
技の練習 は先生がその回ごとに技の一つを丁寧に教えてくれたり、試合や昇段審査前はそれぞれが自分の課題を練習します。
掛かり稽古 とは、型稽古の延長線上で、実際に突きなどの相手の動きに合わせ、技を掛けて練習してく稽古法です。
乱取稽古 は掛かり稽古から更に発展させた、お互い自由な動きの中で技を出し合い、実戦でも使える・試合でも出せる技を練習する稽古法です。 ちなみにそれぞれの練習の間に休憩はありますので、体力に自信のない方でもしっかり休みながら練習できますよ!
ご興味あればお近くの道場へ!
ご興味あれば、是非最寄りの道場へお問い合わせください!
参考に日本合気道協会、昭道館合気道のリンクを貼ります。(関東は日本合気道協会と関西は昭道館合気道と、それぞれ団体が分かれています) お近くの道場が検索できますよ!
日本合気道協会 http://aikido-kyokai.com
昭道館合気道 https://shodokanaikido.com
まとめ – 最後までご覧頂き有難うございます!
最後にまとめです!
- 武道を通じて、一人の人間が成長するにあたり大事なことが学べる
- 合気道は様々な日本古来の武術の良い点を取り入れて作られた、効率のよい技が特徴な武道
- 沢山の流派がある、最大の流派が合気会で富木合気道は流派の一つ
- 富木合気道は崩しと移動力に重点が置かれ、技が作られている
- 稽古は約2時間、ストレッチから乱取りまで、適宜休憩を入れながら稽古する
以上、富木合気道のご紹介でした。
どの流派の合気道もそれぞれ特徴があり、学べばとても身になる道場ばかりです。その中でもし乱取り・実戦合気道にご興味あれば、富木合気道を訪ねてみてください。
この記事を見てくださった方といつか稽古が出来る日を楽しみにしています!
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